home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
/ MacPeople 1997 August 15 / MACPEOPLE-1997-08-15.ISO.7z / MACPEOPLE-1997-08-15.ISO / アップル関連 / Mac OS アップデート CD / インストールの前に / システム・テクニカル情報 / テクニカル情報(その 2) < prev    next >
Text File  |  1996-05-28  |  8KB  |  91 lines

  1.  
  2.  
  3. テクニカル情報(その 2)
  4.  
  5.  
  6.  この書類には、漢字Talk 7.5 および 漢字Talk 7.5 バージョン 7.5.3 の技術的な情報について記載してあります。ここに記載した情報は、コンピュータの扱いに慣れている方々に参照していただくための技術情報です。また、“漢字Talk 7.5について”書類に技術情報の概要を簡単に分かりやすく説明してあります。
  7.  
  8.  
  9. ※※ 掲載内容 ※※
  10.  
  11.    -  PowerPC プロセッサ搭載コンピュータへの変更
  12.    -  AppleVision モニタの変更
  13.    -  プリントに関連する変更
  14.    -  未解決の問題と対策
  15.    -  ヒント
  16.  
  17.  
  18. PowerPC プロセッサ搭載コンピュータへの変更
  19.  
  20.  □ PCI バス搭載コンピュータは、モニタやサウンドを設定するために、“サウンド & ディスプレイ”コントロールパネルの代わりに“モニタ & サウンド”コントロールパネルを使用します。(このシステムソフトウェアをインストールすると、“サウンド & ディスプレイ”コントロールパネルは削除されます。)古い仕様のアプリケーションで、“サウンド”コントロールパネルが必要な場合は、“カスタムインストール”オプションを選択してインストールすることができます。また、“簡易インストール”を行った場合には、“サウンド”コントロールパネルは“Apple エクストラ”フォルダ内にインストールされます。(“モニタ & サウンド”コントロールパネルは、PCI バス搭載コンピュータにのみ使用することができます。)
  21.  
  22.  □ PowerPC プロセッサ搭載コンピュータ用に最適化した SCSI 関連ファイルがインストールされます。(ただし、Power Macintosh/Performa 5200、5300、6200、および 6300 シリーズは除きます。)
  23.  
  24.  □  固定小数点方式の計算ライブラリの修正により、QuickDraw やシステムの一部分、およびこのライブラリを使用するアプリケーションの性能がアップします。QuickDraw やシステムの一部分では、このライブラリをいたるところで使用するため、この修正の成果は明白に分かります。
  25.  
  26.  □ 旧漢字Talk 7.5 をインストールした PowerPC プロセッサ搭載コンピュータを、仮想メモリ“入”の状態で使用した場合、特定のアプリケーションを開くのに時間がかかっていた問題は解決しました。このシステムソフトウェアでは、仮想メモリの“入”“切”に関係なくアプリケーションの起動時間はほとんど同じになります。
  27.  
  28.  
  29. AppleVision モニタの変更
  30.  
  31.  □ “AppleVision”ソフトウェアを使用している場合、バージョン J-1.0.2 または、これ以降をご使用ください。これ以前のバージョンは、このシステムソフトウェアと互換性がありません。
  32.  
  33.  □ PCI バス搭載コンピュータで、1710AV モニタを使用している場合は、“モニタ & サウンド”コントロールパネルをご使用ください。
  34.  
  35.  □ PCI バスを搭載していないコンピュータで、1710AV モニタを使用している場合は、“AppleVision”J-1.0.2、“サウンド”コントロールパネル、“モニタ”コントロールパネル、および“AppleVision 設定”コントロールパネルをご使用ください。
  36.  
  37. “簡易インストール”オプションを選択してこのシステムソフトウェアをインストールすると、お使いのコンピュータに適した正しいコントロールパネルがインストールされます。
  38.  
  39.  
  40.  
  41. プリントに関連する変更
  42.  
  43.  □ このシステムソフトウェアは、“LaserWriter 8” (バージョン J-8.3.4)ドライバで、QuickTime™ 圧縮イメージおよび ColorSync™ (バージョン J-2.0.1)をサポートします。
  44.  
  45.  □ “LaserWriter 8 ”(バージョン J-8.3.4)ドライバは、PCI バス搭載コンピュータでプリント時に起きていた 2 つの問題(使用中のプリンタにプリントするとフリーズする。および、ページ数の多い書類をプリントしたり、LocalTalk を通して接続するプリンタにプリントするとフリーズする)を解決しています。
  46.  
  47.  
  48. 未解決の問題と対策
  49.  
  50.  □ ビデオ入力装置を接続できないコンピュータで Apple ビデオプレーヤを起動したときに表示されるメッセージは、誤っています。Apple ビデオプレーヤは、アプリケーションを実行するためにはビデオ入力装置が必要であることを知らせずに、“Video Startup”機能拡張が正しくインストールされていないことを知らせます。
  51.  
  52.  □ プリントするとき、プリント初期設定がない、または壊れているという内容のメッセージが表示されたら、“セレクタ”を開き、プリンタを選択し直してください。
  53.  
  54.  □ 特定のコンピュータで、画面を一時的に消したり、コンピュータを指定時刻に自動的に起動または終了させたり、コンピュータの使用電力を節約するコントロールパネルが 2 種類(“CPU 省エネルギー設定”と“省エネルギー設定”)あります。“省エネルギー設定”コントロールパネルは、PCI バス搭載コンピュータでのみ動作します。
  55.  
  56.  “カスタムインストール”オプションから“すべてのコンピュータ用システムソフトウェア”を選択し、インストールして作成されたシステムフォルダには、機能の新しい“省エネルギー設定”だけがインストールされます。2 つのエネルギー設定が必要な場合は、“カスタムインストール”オプションから“CPU 省エネルギー設定”を選択して追加インストールしてください。
  57.  
  58.  □  コンピュータで RAM ディスクを使用している場合は、インストールする前に RAM ディスクの内容をすべて他のディスクに保存してからインストールしてください。
  59.  
  60.  □ 仮想メモリ“入”でデジタルオーディオの録音や再生を行うと、音がとぎれることがあります。このとぎれをなくすためには、仮想メモリを“切”にしてください。
  61.  
  62.  □ “HyperCard”バージョン J-2.3.3 またはこれ以前のバージョンでは、PCI バス搭載コンピュータ上でサウンドを正しく録音できません。“SimpleSound”や“サウンド”コントロールパネル、および録音機能を持つ他のアプリケーションを使用して“HyperCard”上で使用可能なサウンドを録音してください。
  63.  
  64.  □ PowerBook 190 シリーズで、OpenTransport を使用して IR ポート経由でネットワークを動作中に、コンピュータを再起動したあとでネットワークが正しく動作しない場合は、コンピュータを一度スリープさせてからスリープを解除してみてください。もしくは、プリンタまたはモデムポートを選択してから IR ポートを選択し直してみてください。
  65.  
  66.  □ “ENET Compatibility”機能拡張バージョン J-1.0.3 は、PCI バス搭載コンピュータ用にシステム終了のコードを修正して Novell Netware のようないくつかのネットワーク・ソフトウェアでも動作するようになりました。しかし、この機能拡張がインストールされていると、システム終了するのに約 2 分間程余分に時間がかかります。
  67.  
  68.  □ Macintosh Centris 660AV または Quadra 840AVを使用している場合、警告音の音量を低く設定していると、いくつかのシステム警告音が正しく再生できなくなる場合があります。これを避けるためには、警告音をの音量を最大にし、内蔵スピーカで音量を調整します。以下にその方法を記載します。
  69. 1.  “サウンド”コントロールパネルを開きます。
  70. 2.  ポップアップメニューから“警告音”を選択し、“警告音量”を最大にします。
  71. 3.  ポップアップメニューから“音量”を選択し、音量を調節します。
  72.  
  73.  
  74.  
  75. ヒント
  76.  
  77.  □ “LaserWriter 300 ”ドライバは、LaserWriter LS プリンタをサポートしています。このドライバの名前をプリンタの名前と一致させて(例えば、“LaserWriter 300/LS”)変更することもできます。この場合には、“セレクタ”で新しく変更したドライバ名を選択してご使用ください。
  78.  
  79.  □ “アップルメニューオプション”コントロールパネルでサブメニューを“入”に設定すると、アップルメニューの“最近使った書類”のサブメニューから最近使用した書類を簡単に開くことができます。アップルメニューオプションで、“最近使った項目の記憶数:”のチェックボックスをチェックして使用した書類を記憶する設定にした場合は、アプリケーションを起動する手順の一部として開いた書類でもすべて追跡するため、アプリケーションの起動を非常に遅らせます。下記のいずれかの操作を行うとアプリケーションの起動を速めることができます。
  80.    -  “アップルメニューオプション”コントロールパネルで“最近使った項目の記憶数:”のチェックボックスに“×”がついている場合はクリックして外す。
  81.    -  “機能拡張マネージャ”コントロールパネルで“アップルメニューオプション”を使用停止にする。
  82.  
  83.  □ “アップルメニューオプション”で最近使った書類、アプリケーション、およびサーバ数は、それぞれ最大 10 の最近の項目しかインストール後に復元できません。10 項目以上設定している場合は、アップデートインストールする前に規定のフォルダから移動しておいてください。
  84.  
  85.  
  86. © 1996 Apple Computer, Inc. All rights reserved.
  87. Apple, the Apple logo, AppleShare, ColorSync, HyperCard, LaserWriter, LocalTalk, Macintosh, PowerBook, PowerBook Duo, StyleWriter, and QuickTime are trademarks of Apple Computer, Inc., registered in the U.S. and other countries. AudioVision, Mac, and QuickDraw are trademarks of Apple Computer, Inc. PowerPC is a registered trademark of International Business Corporation, used under license therefrom. 
  88.  
  89. 1996 年 8 月 19 日作成
  90.